567は単なる風邪だと思ってみよう
病は気から
かつてコレラという恐ろしい病気があった
(現在でも根絶はしていないが...)
世界では年間130万人から400万人のコレラ患者が発生し、2万1000人から14万3000人が死亡していると推計されている。
そのコレラ菌をあえて飲んでしまった人がいる。
ペッテンコーファーという、ドイツの衛生学者、化学者だ。
コレラ菌を飲むという狂気の沙汰をやってしまった
ペッテンコーファーはどうなったのか?
コレラに感染して死んでしまったのか?
いいえ、彼は平気だった。
コレラ菌によって激しい下痢を起こしたもののコレラは発症しなかったのである。さらに実験期間中の糞便は細菌学的な検査に回され、その中からコレラ菌が分離されることも確認された。
なぜ平気だったのだろう。
私は思うに
それは、「コレラ菌を飲んだって平気だ!」と信じ切っていたからだ。
100%信じ切ることができたら
どんなことだって信じた通りになる。
だから、567は単なる風邪だと信じている人にとっては単なる風邪になるだろう。