子育てサロンで学んだこと
里親を対象にした児相の子育てサロンに参加した。
お題は「しつけと体罰」
子供の問題行動1(機能障害)
・整理整頓ができない
・落ち着きがない、黙っていられない
・自分の考えが言えない
・言ったことをすぐに忘れる
・何度言っても同じことをする
・行動が遅い
子供の問題行動2(愛着障害)
・わざと怒られるようなことをする
・ものを盗む・お金を持ち出す
・感情のコントロールができない
・暴言、暴力
これらの問題行動を見るとついつい怒ってしまう
しつけだと言って体罰にまで発展するケースがある。
問題行動の裏にある理由を知る
発達障害⇒機能障害が起きている
機能が備わっていないのに機能せよと要求している
例)視力が弱い人に見ろというようなもの
愛着障害⇒調整障害が起きている
調整機能が備わっていないのに調整せよと要求している
例)ブレーキのない車を上手に運転しろというようなもの
しつけとは「子ども自ら行動や感情を調整する力を養う」こと
※親が子どもの行動をコントロールすることではない
※子どもが自分で自分をコントロールできるようにする力をつける
有効な関わりかた
・具体的に伝える
例)ちょっと待ってね。ちょっとてどれぐらい?何分?
⇒5分待ってねと具体的に
例)いい子にしてようね。いい子って?
⇒横に来て手をつないでいようね。
怒らない工夫をする
・親が普段からストレスを解消しておく
・6秒まつ
・水を飲む
まとめ
子供の特徴の理解
根気強く付き合っていく
(育ち直しに付き合ってあげる)
PS
育てにくい子が体罰などを受ける場合が多い。
=児相が保護する子は育てにくい子が多い
保護された子が里親に委託される
里親の親力を上げておく必要があると感じた。