人生はジグソーパズル
子供(3歳)がジグソーパズルで遊んでいる。
子供は苦労しているが、大人だと
あー、そのピースはそこだなってスグわかる。
やっとできて大満足。
調子に乗って5歳児向けのパズルに挑戦する。
5歳児向けのはさすがに難しいのか「できないー」とベソをかく。
そして、ふと思った。
人生はジグソーパズルだって。
ジグソーパズルは合うピースを見つけるという簡単なものです。ピースが何千、何万あろうとピースを合わせること自体は3歳児にもできます。ただピースが多くなるとどのピースと合うのか探すのが大変になりますが...
じっくり根気よく探せばいつかわピッタリはまるピースが見つかる。
14歳の誕生日を迎えた1人の少年サイードが、8人の賢者に出会う旅に出かけます。その旅のキッカケとなる第一の賢者が、大きなジグソーパズルの前にサイードを導くと、美しく完成されたパズルを杖で叩いてバラバラにし、次のように語るのです。
「人間の人生というのは、あのように大きな一枚の絵を完成させるようなものだ。それを完成させた人生を「成功の人生」と呼び、そして、この先どんな絵を完成させるかについて考えることを、人々は「夢」と呼ぶ」。
賢者はバラバラになったパズルのピースを幾つかつまみ上げて、サイードに問います。
賢者:「お前は、完成された絵がどんな絵だったか知っているね」
サイード:「はい」
賢者:「では、このピースだけを見て、その絵が想像できるかね?」
サイード:「できません」
賢者:「そうじゃ。できない。だが忘れてはいけないよ。このピースは間違いなく、あの絵を完成させるために、どうしても必要なピースの1つだという事を」
人生にムダなんてない。
この経験だって必要なピースの1つなんだから。