自分ひとりぐらい手を抜いても
大勢で協力してことをなすとき
自分ひとりが必死でやっても対して動かない。
逆に自分ひとりぐらい手を抜いても問題ない。
例えば綱引きなどそうである。
しかし、ギリギリで力が拮抗しているときは
そのひとりの力が重要である。
それぞれみんなが100パーセントの力を出しきってようやく勝てることもある。
100人の人が集まって5トンのものを引っ張るとする。平均するとひとりあたり50キロとなる。
Aさんは力を出し切って80キロの力で引っ張る。
Bさんは力を出し切って20キロ
Cさんは力を出し切って50キロ
というぐあいにそれぞれが手を抜かず
自分の力を出し切る。
もし最後のひとりがちょっと手を抜いて本来なら50キロの力があるのに49キロしか力を出さなかったら4999キロにしからずに5トンのものは動かない。
全員がそれぞれに自分の出せる力を出し切ることによってギリギリ勝つことができる。
誰一人欠けても勝てない。
そんなギリギリの戦いが繰り広げられている。その瀬戸際の時かもしれない。